昨日、初めてGReeeeNのライブに行ってきた。
私が勘違いしていたのがいけないのだが、おそらくGReeeeNは実際にその場にいはなくて、録画映像を流すような形のライブだった。
勝手なイメージで、姿は見れないけれど、裏で実際に歌っていたりするものだと思っていたので、途中で、これ全部録画なんだな、と気づいてしまって急激に盛り上がった気持ちが冷めてしまった。
もちろんステージの演出は素晴らしく、楽しかったけれど、一度冷めた気持ちは完全には取り戻せず、途中からはその場にいるダンサーさんのダンスばかりを観ていた。ダンスはもちろん、みんなを盛り上げる技術がすごかった。
にわかファンではあるけれど、中学生の時からずっと身近に聴いてきたので、生歌が聴けるという期待が大きくなりすぎてそれが裏切られてガッカリしてしまったのかもしれない。
好きな曲が流れても、びっくりするほど心は動かなかった。
最初からわかっていたらこんな気持ちにはならなかったと思う。
また、私はライブに同時性のようなものを求めていて、それがあるからライブで心が動くのだということに気づいた。
同じ時間を共有し、観客の反応に応えてくれるアーティストに会いに行っているのだ。
GReeeeNのライブは、GReeeeNが好きなファンが集まって一緒に盛り上がる会のような感じで、私のようなにわかなファンにはちょっとハードルが高かったということだと思う。これは自分のリサーチ不足で、今回は勉強になった。
ネットですぐに繋がれる今、実際に会うことの意味を改めて考えさせられた。
技術でその場にいるような演出がいくら出来ても、心が騙されなければ、ライブと同じ気持ちになることは出来ないと思った。